2013年10月28日

10月最終週 浄土週報

先週はだいぶ遅くなったけど、念願のエリジウムをやっと見てきました。

久しぶりの改造人間モノ。

近未来、荒廃、改造人間。
水着女、ハリボテバイク、ミュータント。イェーイ。

近頃は機械を肉体に組み込んだ人間がバッキバキで戦う映画が
足りてねー世の中になっちゃってるじゃないすか。
だからたとえ改造されるのが、考え込む猿みたいな顔して
いつもなんだか信用ならないマットデイモンでも、見るっつーもんです。



で、劇中、強化された人間の姿は、


こんなだった





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あ、これは原宿で見てきた「笑う浮世絵展」にあった広重の絵だ。



そうじゃなくて


こんなだった


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あ、これは同じ会場に展示してあった国芳の
フクロクジュ・ザ・カムフラージュハンターだ。



ちなみにこれも飾ってありました。

フクロクジュ・ザ・ドテラトータス

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後期展示でぜひ、フクロクジュ・ザ・テングストライカーを
飾ってくれねーかな。


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俺も一緒に拝みてーぜ。ありがたいったらねーぜ。


この展覧会、ほぼ全作入れ替えらしいんで、前期後期押さえたい人は
すぐ原宿へGOだ

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で、話を戻しますがエリジウム

さすがニールブロムカンプ。
ちいさなポカを補って余りあるパワーと映画愛。やりたい画面がはっきりとある。
確信を持って表現されたものに触れる安心感。

ガキの頃、貪るように読んだSF小説の読後に似た、
人生に影響を与える内容じゃないけど、ずっと思い出すであろう何かが垣間見える
こんなに満足な安SF感覚はソースコード以来。少年SFだぜ。


音楽も含め、シドミードを起用しつつ見事に反映させる80年代育ちの
世界観もそうですが、劇中の落ち着いたガジェットの数々も実に素晴らしい。

そのへんは必携のビジュアルガイド(嬉しい日本語版)で要確認です。

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しかし、だ。



劇中で一番燃えたのは、エアバースト弾の使用。

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現行兵器の量産ラインも持続しているであろう近未来。
既存の銃を利用しながら、特殊な弾頭を発射する未来銃の中でも
異彩を放ってた圧倒的な破壊力の特殊衝撃弾。

それがエアバースト弾

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3発で警備ロボットを粉砕する驚異の威力ですが、


なんとその衝撃波を防ぐ携行式防御力場発生装置、

パーソナルエネルギーシールドが登場し、これに即応。


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いやー、この流れチョー燃えた。物理破壊をバリア防御ってか。
俺もこういうのやりてーんだよー、出オチ悪ふざけ造形ばっかだけど
メカ量産できないから避けてるけど、特侠はこういうのやりてーんだよー。

くらい燃えたのに

ビジュアルガイドにシールドの情報が全然載ってませんよバカヤロウ。
SF武器ファンをナメてんのか。
動力源は?遮蔽範囲は?有効時間や対抗可能な攻撃の種類は???
くそ、知りたいんだ、そういうのをいちいちさー。教えてくんねーのかよー。

つー感じで興奮冷めやらぬ映画でしたが、本年度の見たい映画はエリジウムにて打ち止め。
これにて来年2月まで見たい映画なし。


あ、ちょっとだけ今度公開する映画、カウンセラーで
ドラゴンボールみたいになってるハビエルバルデムが

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壮絶な殺し合いに巻き込まれて、スーパーサイヤ人みたいになるのかどうか
面白半分で確かめたい気がしなくもないすが、まあ見なくてもいいな。
たぶん変身しないし。


じゃもうこれ買って、来年のカメ映画まで首を長くして待つしかない。

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なに?やろうとしていることがフクロクジュと同じ?

スルデーな。カメは万年だな。

ちなみに次に期待している装着型強化人間は

これだ

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ツルは千年じゃなくて、ファルコンは2014年登場だ。
鳥とお話できる能力があるかどうかはまだ不明だ。
たぶん、その能力はオミットだ。
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2013年10月21日

10月第4週 ビーグル週報


そういや先週は、というと

こんなのが発表されてましたな。

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本家プリノスケン。

装備と衣装が簡単に揃うなら、マジメに眼帯の向きを直して
作り直しちゃおうかなと思っちゃうくらい。
イングラム売ってねーし、迷彩は独特だし、いろいろ再現が
難しいんで、出たら欲しい。そしたらブレインとマギーも
作っちゃおうか。
いやスゲ換え用に青野武でシゴック頭っつーのもシブイ。
検討の余地あり。



あとこんなのも発表されてました。

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アローのシーズン2登場のブラックキャナリー。
ええーローレルじゃないの?とは思ってたけど、そうか。
いやー楽しそうにヒネってるな。

けっこうしっかりと本家に準じてて好感が持てるこのシリーズ。
完全に失速したスモールビルで果たせなかった、じっくりと
換骨奪胎シリーズなので、今後に注目。今のところフラッシュが
同居できる世界とは思えないので、製作側のアクロバットぶりを
期待しております。


さて、本日

すっかり手間がかかってしまった現行仕事の納品後の足で、

念願のこちらへ直行


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なかなか頑張った展示でした。

いろいろ考えさせられるところがあったんですが
(たとえば素晴らしく愛らしい原画の数々が目の前なのに
なんか胸に響かないとか、展示が技術的な部分にノータッチで
まったく人間としての仕事ぶりが見えてこない、とか)
これはやっぱり、シュルツ独特の世界観がそうさせてたんだなと
微妙に首をヒネりつつ納得することに。

ただ本物のペパーミントパティは素晴らしかった。
闊達なペン使いにはうっとり。なんつーか、本当にいいキャラだな。


で、そのまま半券を片手に物販コーナーへ。

マグ好きの俺の前に提示された情報。

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1000円のマグが21種類。とのこと。

もちろん全部買わないけど、50年代の柄のはどーしょもなく好きなので
やっぱ最悪覚悟しないといけないな、と思って行ってみたら

売れ残りのルーシーの可愛くないマグしかない。
限定300個だそうなので、まあ売れちゃ仕方ないかと
諦めて、最後にピーナツバターを買って帰ろうと思ったら

今、ほんの今そこに並んでたピーナツバターが消えている。

完売!とか文字が出てるならともかく、ナニゴトもなかったかのように
別の商品がシレっと並んで消えている。

さすがに????、俺幻覚でも見たのかなと思ったので
店員さんに聞いてみると、本日分は売り切れ、とのこと。
だー!タッチの差!

で、さらに聞くと、マグも今日の分は売り切れで毎日
ランダムに種類が出るけど、どの柄をいつ売るのかはわからない。
つまり
もし揃えようとしたら、毎日午前中に入場料2000円を払って
(一応お得なパスもあるんすが)チェックしないと望んだ柄は
無理という寸法。
物販で足元見られて吸い取られても多少は我慢と思っていたが・・・




なに?
それを聞かされた俺の気持ち?





こんなだ




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しょーがねーんで、グラスを買って帰る。

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これはこれで可愛いんで全然いいぜ。
俺のミスターキューティパトゥーティが火を噴くぜ。
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2013年10月14日

10月第3週 再教育週報

思えば

この重要アイテムについて著述した資料は
日本広しと言えど、そう多くはありますまい。


必読です。



あれから7年


ついに、真アイテム入手。

これが

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これが

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これが
真つけミスターブラウンだ!

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手ごろすぎるサイズ!

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ナナメに置いても絵になるのら。

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KAZZもそのリアリティに驚いているのら!

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なんつー秋のタワゴトはともかくとして

先日、リビングの真上、2階のベランダの辺りで
ガツッ!ガラゴロゴトン!みたいな物凄い音がして、
何か崩れたのか??倒れる原型なんかねーはずだぞ!?
まさかベランダから侵入者か?と慌てて駆け上がってみたら、


窓の外から見えた光景が

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見たことないオッサンが屋根の上にしゃがみ込んで、
こっちに向けて釣り糸を伸ばし、ウチのベランダで釣りをしている。

これは予想外。

で、発見した俺と目が合った途端、最初に聞こえてきた言葉

「すいません、旦那さん!」

と、釣竿もったまま、屋根の上でペコペコしてる。

やばい。チョー面白い。


って、バカヤロウ。

冷静に考えて、これは危険&非常識すぎる。

こりゃもう相手が泣くまで説教かゲンコツだ、と
外に飛び出し、ピンクのヘルメットを被り臨戦態勢

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するほどでもなかったんですが、事情を聞くと
1年ちかく普請中の、まだ会ったことなかった裏の家の住人が、
突風で資材(養生プラ段)を飛ばしてしまい、
それがウチのベランダに入ったので自分チの屋根の上から、
オモリに粘着テープをつけたら拾えるかと思って、釣りしてたとの事。
ガブッチョ魚釣りゲームみたいに。

ははあ、なるほど。

じゃあ仕方ありませんね・・・じゃ


ねえ!


こっそり拾おうっつー発想はともかく、その紐の先に
石だかなんだかオモリに粘着テープつけて人ンチのベランダの
床めがけてガッツンガッツンやったら、意図はどうあれ
行為としては完全にこういう事だかんな。


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で、俺らは鉄球攻撃受けたらパワーアップして反撃しろっつー
教育されてんだぞ。知らねーのか!


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だいたい、なんの為に玄関があって呼び鈴があるんだ、
落として困ったらオモリをぶつけて釣ろうとしないで言いに来い!
非常識通り越したら警察呼んじゃうぞ普通は!

と俺に(優しく)怒られると、子供じみた事してすみませんと
平謝りの60代。

個人でリフォーム中らしいんすが、いろんな道具の音で習熟度やら
判断力やらわかっちゃうわけで、音の印象から見える未来は
うっかり屋根から滑り落ちた釣竿握ってる老人の死体を
ウチの庭先で俺が発見っつー絵だっつーの。

とにかく今度やらかしたら

スカイライダーと同じく、再教育の予定です。

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2013年10月07日

10月第2週 エキシビ週報

前にも書いたと思いますが

俺がドラえもんの道具の中で一番素晴らしいと思う道具、ファンタグラス。

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この道具こそ、Fの理想と信念の象徴と思っております。

この道具の素晴らしいところは、その単純性。
あくまで機能は本人の頭の中にある考えを少し誇張したりするだけのもので
ただただ自己との対話をうながすだけの道具。
結論に至るためのちょっとした手助けしかしない。示唆するだけ。


我々は物語であれ、絵画、音楽、彫刻であれ、そうした作品を介することにより
その作品の示唆する内容に、自己のもつ何かを投影し、考え、感動したり嫌悪したりする。
作品を通して相手を見ることで、その相手の考えを思いやったり
自分の立場との違いを感じたり、相手のその後を想像したりできる。
つまりこうした示唆こそ、実は創作物すべてに備わる本質と言えます。

ファンタグラスはこの本質に向き合うべく、思考を補助する道具なわけです。

人が世に送り出す作品の本質が、こうして考えを促すものであるなら、
その作品が示唆する方向には間違いなく責任が発生します。

責任が発生するという事実を前にしてなお、いや責任があるからこそ堂々と、
そして高らかに人を思いやることの意味やその強さや美しさを語れるF。

実に信頼に値する倫理観の持ち主です。俺は作り手はこうあるべきだと思いますし
そもそも男が目指すかっこよさってのは、こういう事じゃなくちゃいけない。
柔らかい物腰や、優しい絵に隠されてるけど、Fの信念は本当にスゲー。
のび太がレンズを通してタンポポと過ごして得た小さな勇気と、
我々が物語を通して(のび太をちょっと自分に置き換えて)考え
得られたものとが、まったく同質のものじゃねーか。これぞ読むに足る作品。

くそー、一度でいいから本人と会ってみたかったな。

そうだ、MITとハーバードのチームが光子を結合させて分子にしたらしいですぜ。
ヒッグス粒子も確定したそうだし、質量を得られる可能性がどんどん広がって
ひみつ道具がまた身近になりそうですぜ、先生。

なんつー事を言いてーななどと考えて生きておりますワタクシですが、

ついに念願かなってモノホンのファンタグラスを持つ

未来から来たネコ型ロボットと会ってきました。



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ってファンタグラスのデザイン違ってるじゃねーか。
なんでツル作っちゃってんだ、マジメにやれ。

長い前フリでしたが、普通に東京タワーのF展に行ってきたわけです。

内容はほぼ原画展で、大変に感動しました。特に小太陽の展示は
真剣に見すぎて壁に激突。あやうく展示を破壊するとこでしたが
行った人はわかると思いますが、あれは展示が悪い。
熱中した人は必ず周囲が見えなくなって激突するように出来てる。
マジで。

で、最後にガチャコーナーがあり、川崎のFミュージアム限定のヤツが
あったわけです。

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実はこのシリーズ2の眠りチンプイが欲しくて(シリーズ1はやった)
いずれオークションで買おうと思ってブックマークしてたワタクシ。

なのでこれは回すチャンスと思ったら

このシリーズ2のラインナップ。

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テメー、またキレイなジャイアン問題じゃねーか・・・

思わず舌打ちが出るぜ。


つーわけで、若干イラっとしつつも己の運を信じて回すと



出てきたのは



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マッ!


ブっ・・・コロ!!


と言葉にしてはいけない怒りをノドで抑え込んでいる俺の耳に


「あーチンプイもう3個目」

という鈴の音のような神の声が!


「スイマセン!このキレイな(クソ)ジャイアンと交換を!」

と叫ぶ俺。

突然の狂気のトッチャンボーヤの出現にも、
快く応じてくれ、俺、念願の


眠りチンプイゲット。


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えへへへ。

1/12くらいのベッド買って置こうかな。
エリさまはいなくてもいいぜ。学校行ってるから。


で、


久々の都心なので、もうひとつ展覧会をやっつけるべく
上野に向かう。

目指すは竹内栖鳳展。

しかし、上野に到着したものの上野公園のどこでもそんなのやってない。
目の前でやってるのはミケランジェロ展。
バカヤロウ、そんなもん見に来たんじゃねーんだ俺は。
国立なんたら美術館って言ったら上野にあるんじゃねーの?
なんでねーんだコノヤロウとプリプリ怒りながら調べたら、
竹橋にあるという。

どこだ竹橋ってのは。テメーここは上野だっつってんだろ!
ウンコの匂いしかしない(ギンナンです)秋の上野だコノヤロウ!


仕方ないので、もう2本も壊したサングラスをアメ横でまた3本買い足し

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タケバシまでエッチラ出張って、どうにかタケウチ展を見る。


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いやー、今年最大の衝撃。

俺は美術の話をよくしますが、美術の勉強をしたことは一切なく
まして歴史なんか全然知らない。凄い作品に気付けば反応する程度。
ぼんやりとしか知らなかったこの画家でしたが、マジで驚く内容。
第1回の文化勲章の受章者だそうすが、なるほど、確かにズバ抜けてる。
前期も行けばよかった・・・巡回先の京都での展示も見たい・・・と
思うほど。

一言で言うなら、俵屋宗達からアダムヒューズまでの技法あり。

けっこううるさそうでつまらなそうな美術畑から出ているにも関わらず
まったく物怖じしないタッチ、技法へのチャレンジ、そしてなんつっても
描きたいものを描き散らかしている感。実に楽しそう。
最晩年の78歳の作品までが瑞々しく美しく、挑戦的。
めくるめく作風の変遷は、一角ごとに「おお!」「マジ?」と声が出るほど。

高いデッサン力がありながら、平気でそれを無視するし
商業的な流れにも平気で組する偏見のなさ。小うるさい画壇でよくぞ
こんな感じでやってこれたな、と驚かされるばかり。

写真技術を積極的に取り込んでるなんて点は、まさしく近代性に満ちており
これから見るのが楽しみで仕方ないカイユボットと同じ、技法にこだわらず
作品を生み出す事が楽しいっつーのが、ほんと伝わってくる。
いやー、チン腹立てて、上野で諦めないでよかった。本当に感動した。
おかげで大いに創作意欲に火がついた。また戦う相手が増えたぜ。
サンキューセイホーメーン。

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posted by サンダーロードスタイル at 00:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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