2013年04月29日

4月最終週 充電週報

かわいい江戸絵画、見てきました。
内容的にもセンス的にもイマヨンくらいの感じで
満足度で言えば40%くらいの残念展示。んーもったいない。

でも凄かったのもあり。


中でも圧倒的だったのは

これ

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師匠である応挙の作ったラインを無責任に描き散らかすこの度胸。
ハート鼻、師匠はちゃんと構造的に理解して塗り分け、その結果で
ハート鼻表現に至ってたけど、お前、サラっとやらかしたな。
ホロ酔い気分で描いたとしか思えないすが、これがズバ抜けてました。

あと、行けなかった国芳展の後期展示で見損ねて悔しかった

これ


フクロクジュ・ザ・ヘッドクラッシャー


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いちばんアメコミで似ているのはハルクの血で脳が膨らんだ



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ためしにどれくらいアメコミに馴染むか、カービナイズ

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ペンシラー:カービー&ウタガー



で、この展覧会だけでなく前回書いた映画「地獄への挑戦」も見てきたわけですが

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これが無法松の一生並みにゴーイングインスタイルな男ムービー。
ゴリゴリの性欲溢れるミフネの無法松じゃないバンツマの方の無法松ですぜ。

とにかく俺が見た西部劇の中でのトップ10に入れていいと思うくらい。
いやー本当に見られてよかった。独自の字幕をつけて公開をしてくれた
シネマヴェーラ渋谷に幸あれ。

客は見事に老人ばっかりで待合中に屁をブリブリするわ、便所に何度も駆け込むわ
劇場全体が俺ですらひるむほどの加齢臭に満ちるわ、そこでバリバリせんべい食うわ
あげく映画が始まったとたん大イビキは聞こえるわ、西部劇を見る環境としては
なかなかの浅草的な荒野が展開。
でも見終えたら結構多くの人が鼻ススってました。

この映画、内容は単純で、3人組の悪党が逃亡の途中荒野で赤ん坊と出会い、
世話するというもの。同じ原作でスリーメン&ザベイビーとかリメイクされてます。

舞台はクリスマスの時期であり、多分に宗教要素が多い原作だそうで
当然ながら、三悪人は東方の三賢者に相当。
・・・なんですが、なんとまさかこの映画、完全に宗教を否定。
神の子らを否定し、その習慣を否定し、救いや奇跡も大否定。
クリスマスを祝う人々は一見して善人のように見えるも、うわべだけ。
ほとんど狂気をはらんだ民衆として描かれてる。すげーす。

そして主人公ら悪党が赤ん坊を助ける為に見出すのは、なんと意地。
神も仏もない不毛の荒野で、不毛上等と受けて立つ男の意地。

いやー、素晴らしい映画でした。というかひさしぶりに映画を見た感じ。
作り手の知性、市場を考慮しつつの作家性。美しいカットと弦楽器。
最近映画見ても映画みた感じがしないけど、俺、映画嫌いになったんかなー
とか思ってたんすが、そうか、こういうのが足りなかったんだな。

というわけで束の間のパワー充電。その勢いで、スカ王国も更新。

次はアイアンマン3だ。
ラストにフィンファンフーンの紫パンツが見えるという
噂の真偽を確かめに行くぞ。
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2013年04月22日

4月第4週 欲望週報

かれこれ20日以上、修正ばっかが続いており

もうこんな感じ

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苦行。

でも仕事だから頑張る。
久々に尻から血が噴き出したけど頑張る。

つーわけで先週も静かなもんで、近所に出来たイオンに行って
オモチャ屋の品揃えを確認してきたのが唯一の外出。
やっとこ近所に塗料やパテ売ってる店が出来たぜ。

苦行もおそらく今週前半には終わるはずなので、終わったら
まずなんといっても、映画を見に行きたい。

今、いちばん行きたい映画は


これ


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「地獄への挑戦」

出てる人は、エイモスマッコイこと

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なんとしてでも見たい。
ジャンゴはチケット買って行けず、涙の金ドブだったけど
これは行くぜ。


ちなみに今いちばん気になる最新映画は


これ


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出てる人は、巨獣ブームに便乗の

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大魔神ポールバニヤン。

どうやって殺すんだ。いいサイズすぎるだろ。
魔法とかじゃなく、肉弾でやりあって欲しいぜ。
ちなみに俺の新作でも斧を持たせるつもりなんですが
これの影響じゃないぜ。


あと、今いちばん気になる最新展覧会は


これ


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飾られてる絵は、こんなの

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でもその前に、だ


ゼッテー、行かねばならない展覧会が


これ


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飾られてる絵は、こんなの

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ナメてんのか。

とか、こんなの

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ちなみに北斎暁斎展だと同じパターンの絵でも

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全ッ然かわいくないオッサンだったりする。


とにかく仕事を終わらせるんだ。
そうすればすべて行ける。
頼まれ中の材料検証も終わる。
新作にとりかかれる。頑張れ俺。
posted by サンダーロードスタイル at 01:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月15日

4月第3週 圧縮週報

先週は、やっとこ1度外出できたので(泣き納品)疲れマックスながら
ちょっと出張って、月面を探す。

なんでゲツメンを探したかというと、先週書いたルノホートの
オモチャが届いているので、それを並べたいのであります。

文房具でも模型でもなんでもいいからゲツメン臭いベースはないものかと
探すものの、せいぜいが月球儀のパズルくらいなもんで、いいものがない。
なので、いまのところ入手が簡単なコトブキヤのジオベースで妥協。
もうちょい広いのがよかったけど、仕方ない。自分で作るのイヤだしな。


当時、苦労の末に打ち上げてやっとこ月面に到着したルノホートは
いざ動かしてみたら、カメラが上に向かず、人間で言うと
こんな状態だったらしいす。

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せっかく10年かけて700キロの機体を月面まで届けてみたのに
当の本人ったら、全然前見ないで、下しか見ない。このバカチン。

そんでもしょうがないので、そのまま這いずり回らせてみたら、
案の定クレーターに落っこちるドジボーイ、ルノホート。

で、抜け出すのに10時間くらいかかったとか。
実に手間のかかる可愛いヤツですな。その後元気に走り回りましたが。


で、機能停止して40年経ってやっと発見されたわけですが
探査ロボしかり、ロケットしかり、宇宙開発の多くはワンウェイ。
正しい言い方はエクスペンダブルラーンチビークル、つまり使い捨ての鉄砲玉。

だから、今も見上げる月の上に、この孤高の鉄砲玉ロボがいるかと思うと
誇らしくも、少々寂しい思いがするわけです。

最近こういう、対象に人格を見出す我々特有のアニミズムを
大切にしようと思っております。この感覚を有しないヤカラこそ
警戒しないといかん。顔見てもわかんないすが、この感覚の有無こそが
敵味方の最大の区別だと思うんすけどね。桜切る野郎とかな。


というわけで、ふと思いついてルノホートの大量購入に至った次第。
ちなみに金にモノを言わせて買い揃えたわけでなく、8個+他数個でなんと
100円。送料が商品価格の7倍。ゴミ同然っつーことかいな(言うな)
とにかく100円ラッキー。この原型は最高メカ原型師真鍋正一氏の作。
何個あってもいいぜ。


かくして

ジオベース月面に鎮座まします、我が家のルノホート。

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寂しそうな現実を吹き飛ばす、孤独よサヨウナラの
8台載せ

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しかし増やせばいいっつーもんじゃないわけで、たいてい
ムダに人数が増えると人心というのは劣化するもんで



妙な宗教が流行ったり

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道徳が低下して、平気でウルトラ人を轢いたり

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ロクでもないわけです。



が、俺がやりたかったのはこういうフザケ展示ではなく、
月面で孤独に過ごすルノホートに、少しの希望を添えられるような
展示はできないか、ということ。

結果、いつか誰かに出会えるといいですね、という願いを込めた

ステキな写真が撮れました。


みんな、保存していいぜ。



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でも、だ。

よく考えると、この出会ったロボの仕事というのは

たしか・・・



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夜空を見上げるたびに思い出せ。

あの月には、人類が想いを託したルノホートがいたんだ。

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posted by サンダーロードスタイル at 00:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月08日

4月第2週 アレクサンドル週報

ひたすら仕上げに悶絶のポリパテ臭の中、今週もお出かけゼロ。

新しいことといえば・・・ねえな。

なので、仕事しながら昨日今日考えている事というと、
敬遠してたけど、見てたら評価が変わった

これ

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原作は読んだことないすが、アニメを見てます。主題歌とか気持ち悪いんで
ドラマ部分だけすが、そういうクソバエタカリ現象を差し引いたとしても
不思議な魅力がこの物語にはある。

度胸星をいつまでも引きずってる俺には、正直なところツメの甘い
今風の淡い色の線の細いマンガだと思って食わず嫌い。

しかし、見てると特にナニがどうというわけではないんですが
なんというかすごく宇宙臭い感じがする。展開とか舞台とかじゃなく。

それは一体なんなんだろうと考えてたんですが、ちょっと思い当たりまして。


最近、隣国の醜さやそれに付随する人種の醜さにはほとほとウンザリしてるわけです。

差別はいけないけど、区別ってのは必要で、話して通じない、道徳を共有できない
親和性のもてない関係というのは、悲しいかな厳然と存在する。
俺は江戸文化の尊異論の正しさを実践しているつもりですが、それでもなお
受け入れられない文化はあり、残念ながら我々は現実にそれを
ハッキリ区別せねばならない、ザラザラした世界に生きているわけです。

でも宇宙開発を目指す人たちの場合(もちろん例外はありますが)
越えなければならない壁が凄すぎて、みんなが協力しないとやっていけない。
モメたり足を引っ張ったりするヒマがあったら、計画を成功させるために
出せる知恵をすべて出さねばならない。

アポロ計画で言えば13年の間に40万人が関わって、月面に行ったのが6回。
かかった予算は現在の貨幣価値にするとトータルで1400億ドルくらいだそうだから
日本円で13兆円くらい?そんなビッグバジェットプロジェクトながら
恐ろしいほどタイトなスケジュール。加えて国の威信と、会社の威信なんか
シガラミも背負わされる。(結局それも越えるべき壁に含まれる)

決して理想的とは言えない環境にも関わらず、語られる話の多くは人類初の偉業に
挑戦するという充実感を胸に、危険を顧みず最強の歯車になるべく努力した人の
献身と克己の物語なわけです。ザラつきをものともせず、乗り越えた物語。

目標や理想、越えねばならない壁がある限り、何があろうと前進する姿というのは、
まさしく後を追う我々の、勇気と元気の源になるわけです。

そういうわけISSの中継なんか見ても思いますが、現在の宇宙に関わる人を見ても
非常に頼もしく、より人間性の進化した国境や区別のない、ザラついてる場合ではない
理想優先の人類が新たに向き合うべき「宇宙臭い感じ」に思えちゃうんですな。
信念と向上心が凄いのに、穏やかで協調性のある大人な感じ。
宇宙兄弟から感じるのはそういう、ハッタリがない分、丁寧で、
穏やかだけど確固たる感じなのかな、っつー気がしてるわけです。



スプートニクで衛星競争に勝ったロシアは、月面競争でアメリカに敗北。
しかしその1年半後に、探査ロボであるルノホートを月面に送り込んでます。

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10年の苦労の末に送り込んだルノホートは、3ヶ月の運用のはずが
11ヶ月も頑張った。しかし電池切れで停止。

それから40年。当時はその存在を公にされなかったルノホート計画を指揮した
開発責任者アレクサンドル・ケムルジャンの死後10年近くたって、
NASAの探査衛星が月面にて行方不明だったルノホート1号を発見。

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NASAがそのルノホートの反射鏡を使って調査してみたら、月面の物体の中でも
とりわけピカピカで、また新たなデータがとれた、と。
NASAの研究チームは「40年経って、このローバーはまだ多くを語ってくれる」と
長い間ひとりぼっちだったルノホートをたたえてるわけです。
ここもなんつーかザラつきがない。事実の前に目を輝かす姿勢がある。

俺もザラつきを越えたい。小さいことでイライラしたくない。
40年たっても輝く孤高のマシン、カッコいい!俺もそういうのがいい!

ケムルジャンはこうも言ってました。

「どんな人でもそれぞれのやり方で素晴らしいことを成し遂げる力を持っています。
私たちは皆、違う存在です。大切なのは自分が本当にしたい事をやることです。」


わかったぜケムルジャン



このルノホートのオモチャ

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ヤフオクで


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8個落札した。

だから

全然寂しくないぜ、俺たちなかよし月面ルノホート軍団!ジオラマは

俺が成し遂げようと思う。
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2013年04月01日

4月第1週 ウィートン週報

さっきカツラのCMで、悟空とフリーザの声で4000本増毛!みたいな
のを聞いたんすが、てことはもうドラゴンボール読んで喜んでた世代が
完全にハゲ散らかしちゃって、そんな声にさえ救いを求めてると
思われてんのかと考えたら、だいぶ寂しいわけじゃないすか。

(ちなみに以前に提案された救いの例)
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(この技術で誰か救われたかは不明)


似たような話でネットで見かけたEDの広告に、昔一緒に仕事した人が出てて
あんなに夢語ってたのに、そうかもうEDか・・・とまた寂しい。
もう俺ら世代は、老眼だわ、アタマハゲちゃうわ、チンポコ勃たなくなるわと
相当厳しい年齢に差し掛かってんだな。糖尿っつーワードも
会話の中によく出てくるようになったし完全に末期、容赦ねーす。

そういうわけで、世の中となかなかソリが合わなくなってきてますが
最近それを感じた最たるものがチョー欲しいと思ってたジョジョのゲーム。
ゲーム機ごと買っちゃうぞくらいに思ってたんですが、
ダウンロードコード?対戦ゲームでキャラ使うのに?

なんだそれは、と調べたら、ゲームのキャラやシナリオをやるのに
わざわざ追加でパスワードを買って制限を解除する最近のシステムらしい。

冗談じゃねーよスパっと出来ねーのかよ?ケチくせーうえに、気持ち悪い売り方だな。
多少値が張っても全部盛り版でもで出しゃいいんじゃねえのか。
ジーンズ買って、ボタンが欲しければ、ポケットが欲しければとか
後からチマチマ言われるみたいなもんじゃないの?それを不愉快に思わないとは
なかなかキョウビの客は堪忍袋がデケーじゃねーか。全員バカか。ドングリか。
と感じるのはゲーム初心者の俺だけ?いずれにしてももう完全に興ざめ。

しかしいまやこれが普通らしい。じゃあ仕方ない。
それがイヤな時代遅れで感覚が鈍いオッサンはゲームすんなっつーこと。
上等だよ、気持ちよく出来ねーもんにビタ一文だって払いたかねーやい。
値段の問題じゃねー。その根性が気に食わないから払わねーんだ。
足元見られるような買い物はごめんだね。ふざけんなゲームこのやろう。

と、せっかくたまにやる気だしたのに、やっぱり縁がなかったなゲーム。
さらばゲーム。俺の人生で関わることはもう




と思ってたら




ぬうう。
ゲーム、チョー魅力的・・・買うなら北米版のXBOXにするか・・・



で、これが新しく生まれ変わったゴーン。

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まあなんでもかんでもリニューアルすればいいってもんじゃ
ないですが、爬虫類は多少すばやくしたい意見には賛成です。



ちなみにスタートレックにおいて、最大級に恐怖のリニューアルは




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にわかに信じがたいものの、同一人物。
何度見てもやっぱり信じられないすが、わずか20年で人はここまで
リニューアルというか改悪というか、されちゃうんだな。
posted by サンダーロードスタイル at 00:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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